『おばさんたちが案内する未来の世界』を見る集い 〜フライヤーより
この集いは、エリザベスコールと小沢健二による映画と語りと音楽の生演奏を通して、私たちが暮らす場所の「時」と「土」を考える集いです。
私たちが生きている今の時代は、みんなが「何かがおかしい」と心ひそかに感じながら、自分たちの生活のあり方をどこかで疑いながら、落ち着かない気持ちで暮らしている世の中のようです。
携帯電話やコンピューターが世界中で売られる、忙しい世の中。そして、みんながお金のことばかり考えて生きているような気がする世の中。
けれど、よく耳を澄ますと、思いがけない場所で、小さなささやきが聞こえてきます。同じようなことを疑問に思っている人たちが、一言一言、思いを語りはじめています。
「このままでいいのかな?」「生きるって、どんなことだと思っていたんだっけ?」「この世の中は、続いていくんだろうか?」
そして、ふうっと息をついて、もうすこし耳を澄ますと、地球の反対側・ラテンアメリカから、世の中を大きく変えるために歩き出した、にぎやかな、楽しげな、希望に満ちた足音が聞こえてきます。それは、台所から、畑から、路上から、合唱のように聞こえてくる、すてきな足音です。その音は、私たちも心のどこかで覚えている、懐かしい足音のように聞こえます。大胆に先頭をゆくのは、どうやら、たくさんのおばさんたちのようです。
映画製作者・エリザベスコールと小沢健二が、遠くメキシコやベネズエラやボリビアから響く、人びとの言葉と心を伝えるために、伝書鳩のようにこの町にやってきます(小沢健二は、音楽でご存知の方もいらっしゃるかも知れません)。
この集いは、二人が映し出し、語る、希望の風景を通して、私たちが暮らす場所の未来を考え、過去を思い出し、現在に目を凝らすための集いです。どうぞ、ふるってご来場ください。
(以上、原文ママ)
感想などは後で書きます。
感想、ミクシィの方に書きました。
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